最も簡単な投資

バイナリーオプションのしくみを一般的な為替の例で言うと、最初に円が上がると利益が得られるチケットか、その逆で下がると利益を得られるチケットのどちらかを買います。そして、結果が予測どおりになれば、利益が得られます。

たったこれだけの二者択一が、バイナリーオプションで投資家がすべきことです。

FXや株、オプション取引などでもそうですが、投資対象を購入する際はどの価格で、どのタイミングでと、あれこれ考えて、次は売却のタイミングをうかがいながら、市場を見続ける必要があります。また、売却を考えても、いくらでどのタイミングかは最後まで悩みます。もっと大変なのは、「損切りです。不幸にして予測を外れて、含み損が発生し始めると、その損失を食い止めるために、あえて損をしてもそこで一旦持っている投資対象を手放すのを損切りといいますが、ここまで気が抜けないのが、一般の投資です。

バイナリーオプションでは、チケット購入時に1回の判断だけして、あとは時間になれば自動的に決済されて、その結果が口座に反映されるので、手間がかかりません。本来は複雑なオプション取引をオブラートに包んで、ルールや手続きを極限まで単純化・自動化しているのがバイナリーオプションだと言えます。

安全性が高い

バイナリーオプションでは、最初に購入したチケットの代金だけがリスクです。予測が外れてもそれを失うだけで、それ以上の損失になりません。このことを、「リスクが限定的」という言い方をしますが、これが投資の安全性を高めています。

初心者の方は、どうしても利益に目がいきますが、トレードで本当に重要なのは「リスク管理」です。一般的な投資では、利益も損失も、それを決めるのは投資家自身ですから、十分なスキルがないまま投資に手を出すと、予想以上の損失を出してしまうこともあり得ます。そのために、予測がはずれた場合、最悪いくら損をするかを想定しておかなければなりませんが、しっかりしたリスク管理をするには、知識と経験が必要です。

しかし、バイナリーオプションでは、最初からチケットの代金、つまり予測が外れた場合の損失が確定しています。つまり、特別な調査や計算をしなくても、簡単にリスクの予測ができる点が、他の投資にない大きな特徴です。

トレードの初心者にありがちなこととして、いわゆる「塩付け」という状態があります。これは、先に述べた「損切り」ができずに、いつまでも投資対象を持ち続ける状態ですが、このような状態は、更に損失が際限なく膨らむ危険や、その間もっと良い投資のチャンスがあっても、それに乗ることができない、いわゆる機会損失を招くなど、良いことがありません。

バイナリーオプションには、投資の上級者のように、予測が外れた場合は淡々と損切りを行って、次のチャンスをねらうという「しくみ」が、予め組み込まれていて、これが安全性を高めているという見方もできます。

ごく小さな資金でできる

バイナリーオプションの取引単位はロットといい、この1ロットのチケット購入額は、200~1000円程度です。このような少額から、マーケットに参加して投資できる金融商品はなく、株やFXのような他の投資では、初期の資金としてもっと多額の準備が必要です。

そのくらいの損失で済むのなら、試しにやってみてもいいと感じる方は多いのではないでしょうか。練習のつもりで、なおかつ、実戦経験が詰めるバイナリーオプションは、特に投資入門者に合った金融商品と言えると思います。