【勝率70%】5分でマスターできるバイナリーオプション手法

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カテゴリ: バイナリーオプション

同じ為替を扱う金融商品でも、特性は異なる

現在、国内事業者が扱うバイナリーオプションの投資対象は、為替であることがほとんどです。
取引できる通貨ペアも、ドル/円、ユーロ/円などメジャー通貨であることが多く、これは流通量が多く、安定的に価格が動くからと考えられます。
流通量の少ないマイナー通貨を対象とした商品もありますが、値動きが不安定で価格を予想しづらいので(反面、予想が当たるとハイリターンのようですが...)
特に初心者には不向きです。

為替に関する情報はネットやテレビのニュースで得られますし、そういった点で為替のバイナリーオプションは、初心者にピッタリといえるでしょう。
一方、為替を対象とした金融商品では、FXもメジャーです。こちらも、ドル/円など対象通貨ペアの値動きを予測して、為替差益を狙う投資で、近年はサラリーマンや主婦を中心に高い人気を獲得しています。
では、同じ為替を取引するバイナリーオプションとFXですが、具体的に何が異なるのでしょうか。ここでは両者の違いについて解説していきます。これを理解していただくことで、バイナリーオプションについて理解を深めていただければと思います。>


利益と損失

バイナリーオプション:購入チケット枚数とペイアウト倍率で決まる
FX:為替レートの値幅、通貨の取引量で決まる


バイナリーオプションのチケット購入価格は各事業者で異なりますが、最低単位は50円~9,900円。仮に50円のチケットを2枚購入すれば出資金は100円になります。
利益はペイアウト倍率によって決まり、例えば10倍の取引を行い予想が的中すれば、

「(チケット単価×枚数)×ペイアウト倍率」に応じて利益が払い戻されます。

すなわち、取引開始時点で、得られる利益と失う損失がわかるというわけです。
一方、FXの損益は「取り低通貨の値幅×取引量」で決まります。
例えば、ドル/円を1万通貨取引した場合、1円の値動きで発生する損益は「±1円×1万通貨=±1万円」というわけです。

ただしFXの場合、取引は任意で行い、新規約定~決済までの利幅で損益は決まるので、取引開始時点で損益額は未定です。
うまくいけば数万円の利益を得られることもあれば、反対に数万円のお金を失うこともあります。
バイナリーオプションと異なり、リスクとリターンは未知だということです。
なお、FXでは金利の異なる通貨を保有することで、「スワップポイント」と呼ばれる金利収入が得られます(支払うケースもあり)。

例えば豪ドル/円を「買い」(円安で利益・円高で損失)で1万通貨保有すると1日当たり約60円が受け取れるので(2013年3月現在。政策金利の上下で変わる)、金利収入目当てに長期的に保有するトレーダーも少なくありません。
ところがバイナリーオプションでは、スワップポイントは得られません。


資金

バイナリーオプション:必要資金を口座に入金。チケット1枚50円~9,900円
FX:定められた最低証拠金以上を口座に入れる。ドル/円なら約3万円(1万通貨)


バイナリーオプション、FXともに取引するには、事業者に開設した口座に資金を入れなければいけません。
ただし異なるのは、バイナリーオプションはチケット購入代を入金するのに対して、FXでは証拠金を入金するという点です。
バイナリーオプションでは入金額は特に定められておらず、チケットが購入できる金額を入れておけば構いません。

ところが、証拠金取引のFXの場合、定められた金額以上を口座に入れておく必要があります。
というのも、FXは預けた資金を使い、それ以上の通貨が売買できる「レバレッジ取引」を採用しているからです。

現在は最大25倍=預けた資金の最大25倍の通貨が取引できますが(10万円を預ければ、最大250万円の通貨が取引できる)、ドル/円の最低取引単位が1万通貨なら、必要証拠金は約3万円になります。

そう考えると資金的なハードルは、圧倒的にバイナリーオプションのほうが低いというわけです。


取引時間

バイナリーオプション:基本的には回号で定められている
FX:平日24時間。トレーダーの任意による


 バイナリーオプションの取引期間は「回号」ごとに決まっているのが基本(一部、取引開始時間を決められる商品もあり)。

例えばドル/円のハイローオプションであれば、1日の最初に取引されるのが「回号1」で、多ければ200回以上の取引が行われます。
ユーザーはそのうちから、取引したい回号を選べばいいわけです。

一方、FXの取引時間帯は月曜日の早朝~土曜日の早朝。
平日は24時間、いつでも取引ができます。入るタイミングもトレーダー自身が決めます。

一見するとFXのほうが自由度は高いのですが、問題は利益確定と損切りのタイミングです。
バイナリーオプションの場合、取引時間は決まっているので、ゴールに到達した時点で取引は終了し、損益もそこで確定します。

否が応でも仕切られてしまうのですが、勝ったにしろ負けたにしろ、気持ちを切り替えて次の取引に臨めるというのはメリットといえるかもしれません。

ところがFXの場合、取引に入るのも決済するのも、トレーダー自身の判断によります。
すると、「もっと利益が伸びるかも」「損失が縮小するかも」と感情に流され、保有ポジションを塩漬けにする可能性もあるわけです。

利益が出ているならまだしも、含み損を抱えたポジションを持ち続けるのはストレスに他ならず、新たなチャンスを逃してしまうかもしれません。
そういった点でFXには、確固たる取引ルールの構築と、それを守るメンタリティがトレーダーに求められるというわけです。

移動平均線

 移動平均線とは、5日、15日など一定期間の為替レートの終値を平均化し、それを折れ線グラフでチャートに表示したものです。表示する足種にもよりますが、日足であれば5日線(1週間の平均終値)を「短期線」、15日(約半月の平均終値)を「長期線」と呼び、ローソク足との位置関係や、短期線と長期線の位置関係で、相場展開を予想することができます。
 ちなみに短期線や長期線(なかには、中期線が表示されるチャートもあります)の期間は、ローソク足の足種を変えることで、自動的にデフォルトで表示されることがほとんどです。ユーザーが任意に設定することもできますが、まずはそのままで使ってみて構いません。
 それでは次に、ローソク足と移動平均線の位置関係による、相場予想の方法について紹介しましょう。例えばそれは、次のようになります。

短期線の上にローソク足がある場合⇒上昇トレンド

 短期線=直近の平均価格の上にローソク足があるということは、相場が上向きだということ。価格は上昇トレンドだと判断できます。よって、ハイローオプションを取引する際、チャートにこういった形が出ていたら、「上昇(コール)」方向に動く可能性が高いといえます。

短期線の下にローソク足がある場合⇒下落トレンド

 反対に、短期線の下にローソク足があるということは、相場が下向きだということ。価格は下落に向かっていることになります。よって、ハイローオプションを取引するなら、「下落(プット)」方向に乗れば、勝てる可能性が高いでしょう。

短期線の上にあったローソク足が下に抜けた⇒上昇から下落へ転換

 ローソク足がそれまで短期線の上にあったのに、それを下に抜けたということは、相場が上昇から下落へ転換するサインです。反対に、短期線の下にあったローソク足が上に抜けたなら、それは下落から上昇への転換サインです。

ゴールデンクロスとデッドクロス

 なお、短期線と長期線の関係からも、相場の転換期はつかめます。
 ひとつは、短期線が長期線を下から上にクロスする「ゴールデンクロス」。これは相場の上昇サインで、バイナリーオプションでは「上昇(コール)」のチャンスです。
 一方、短期線が長期線を上から下にクロスする「デッドクロス」は、相場の下落サイン。ゴールデンクロスとは反対に「下落(プット)」のチャンスです。
 
 このように、相場の先を予想するのに、移動平均線は非常に効果的です。テクニカル分析の基本として、その見方、使いかたを必ずマスターしておきましょう。

トレンドライン

 トレンドラインとは、チャート上に引くラインのこと。ローソク足の高値同士を結んだ線を「レジスタンスライン(上値抵抗線)」、安値同士を結んだ線を「サポートライン(下値支持線)」と呼び、このライン上の価格は多くの投資家が「節目」として高く意識する傾向にあります。一般的な見方は次の通りです。

レジスタンスライン

 高値同士を結んだレジスタンスラインに価格が到達すると「前と同じように反落するかもしれない」と考える投資家が多く、レートは反落=価格は下落に転じます。ところがレジスタンスラインを突き抜けた場合は、「これまでの節目を超えたので、新たなトレンドが発生した」と捉えられ、そのまま大きく上昇することが、多く見られます。
 よってハイローオプションを取引する際、レジスタンスライン付近にローソク足がある場合は、「反落」か「突き抜け」のどちらか確認してから、「上昇」もしくは「下落」を選ぶことです。

サポートライン

 安値同士を結んだサポートラインに価格が到達すると「前と同じように反発するかもしれない」と考える投資家が多く、レートは反発=価格は上昇に転じます。ところがサポートラインを突き抜けた場合は、「これまでの節目を超えたので、新たなトレンドが発生した」と捉えられ、そのまま大きく下落することが、多く見られます。
 よってハイローオプションを取引する際、サポートライン付近にローソク足がある場合は、「反発」か「突き抜け」のどちらか確認してから、「上昇」もしくは「下落」を選ぶことです。
 以上が、トレンドラインの基本的な使い方です。ハイローオプションを予想するのにも便利ですが、レンジオプションを取引する場合でも、レジスタンスラインとサポートラインを引くことで、リアルタイムの値幅が把握できるので、条件の範囲に収まるのか、そうでないのかといった予想を立てるのに役立つはずです。これも、テクニカル分析において、トレンドを読むための基本的なテクニックです。ウェブ上で提供されているチャートツールだと直接ラインを引けるので、どんどん使い、慣れ親しんでいきましょう。

その他、テクニカル系指標

一目均衡表、ボリンジャーバンドなど、チャート上に表示するテクニカル指標は、たくさんあります。どれもが奥深く、かつ相場の予想に効果的と言われています。ネット上に、これらの使いかたを紹介したサイトはたくさんあるので、ここでは深く触れませんが、今後のトレンド(上昇・下落・横ばい)を探るのに便利なことから、多くのFXトレーダーが活用しています。バイナリーオプションでも力を発揮すると思いますので、高度な相場分析に興味があるなら、取り入れてみるといいかもしれません。

オシレーター系指標

RSIやストキャスティクスは、相場の過熱感から未来の相場を占う「オシレーター系」の指標です。一般的に、ローソク足チャートの下段に表示されることが多いようです。
 例えばRSIは、買われ過ぎ、売られ過ぎを見るための指標の一種。0%~100%の間で推移しますが、「70%超え=買われ過ぎ⇒反落のサイン」「30%割れ=売られ過ぎ⇒反発のサイン」と言われています。ローソク足や移動平均線に併せて使えば、より正確な相場分析が可能になるので、オシレーター系の指標を試してみるのもいいかもしれません。
 以上が、テクニカル分析の基本、および代表的な指標です。まずは、ローソク足や移動平均線、トレンドラインの使い方をマスターし、それ以降に一目均衡表やオシレーター系の指標も取り入れていくことをお勧めします。
 ただし注意したいのは、複雑な分析に陥らないこと。たくさんのテクニカル指標を取り入れれば取り入れるほど相場分析は難解になり、的確に先が読めません。それよりは、シンプルな手法にこだわり、それをブラッシュアップするほうが良さそうです。そのほうがスピーディに予想ができ、相場に遅れを取りません。取引時間が限られるバイナリーオプションなら、いかに素早く相場展開を読むことが明暗をわけるので、シンプルイズベストを心がけてください。

政治や経済・地政学的情報から価格の変化を読み解く=ファンダメンタルズ分析

先に紹介した、為替チャートから相場を予想する「テクニカル分析」に対して、政治や経済的な要因から相場を予測するのが「ファンダメンタルズ分析」と呼ばれる手法です。
 これも先に述べましたが、為替レートとは2国間の通貨の需給で決定されます。例えばドル/円であれば、「ドルが欲しい」と考える投資家が多ければ「円安ドル高」(チャートでは右肩上がり、上昇方向)へ、反対に「円が欲しい」と考える投資家が増えると「円高ドル安」(チャートでは右肩下がり、下落方向)へ価格は動きます。
 そこで、テクニカル分析ではローソク足や移動平均線、トレンドラインなどから価格の推移を探ったのですが、ファンダメンタルズ分析では、「情報」をもとに予想を行うのです。また、為替に影響を与える情報をきっかけに取引することも、ファンダメンタルズ分析を応用した取引手法といえ、FXの世界では一般的とされています。

代表的な通貨の特徴を押さえておくこと

ファンダメンタルズ分析について紹介する前に知っておいていただきたいのは、バイナリーオプションで扱う通貨の特徴についてです。というのも、ファンダメンタルズというのは、価格形成に影響する情報は通貨ごとでことなり、値動き異なります。まずは、通貨ごとの特性を理解しておけば、より大きな利益を得られるというわけです。

ドル

 世界の基軸通貨で、世界最大の発行量を誇ります。ドル/円相場の動きは、テレビやネットで毎日報道されていることから、日本人にもっとも馴染み深い通貨ではないでしょうか。
 流通量が多い=安定した値動きを形成しますが、 米国の景気や金利動向で大きく影響されるのも特徴です。例えば2008年8月、リーマンショックが起きたことで米国経済は大打撃を受けましたが、これにより「アメリカ経済が悪化⇒ドルへの信用が悪化⇒ドル売り」という公式が成り立ち、ドル/円相場は大きく円高へシフトしました。加えて世界の基軸通貨であるため、ユーロ/円やポンド/円、豪ドル/円といった、他の通貨も同じく大暴落したのは記憶に新しいところです。このように、世界中の通貨に多大な影響力を持つのが、ドルなのです。

ユーロ

 ドルに続き、世界第2位の発行量を誇る通貨が欧州連合における経済通貨同盟で用いられているユーロです。
 発行量は第2位とはいえ、ドルに劣ることから値動きが大きいのが特徴で、例えば2012年12月の政権交代後、ドル/円は最大で15円近く上昇しましたが、ユーロ/円は同じ時期に20円以上動いています。よって、大きな値幅を取るのに向いた通貨といえるかもしれません。
 ただし近年は、ギリシャやイタリアといった財政不安な国を支える必要から、価格の乱高下が目立ち、目先の不透明さも目立ちます。

ポンド

 ドル、ユーロに続く、世界第3位の流通量を誇るのが、イギリスの通貨であるポンドです。とはいえ、ドルやユーロに比べて流通量は格段に劣るので、その分値動きが激しいのが特徴。ポンド/円だと1日で数円動くことも珍しくありません。よってバイナリーオプションでは、高倍率の利益の狙うのに向いた通貨といえるでしょう。

豪ドル

 オーストラリアの通貨である豪ドル。高金利通貨として有名で、FXではスワップポイント狙いの長期保有目的で買われることが多いようです。オーストラリアは鉄鉱石が豊富な資源国なので、豪ドルは資源国通貨としても市場では捉えられ、アメリカや欧州、中国といった国の景気と連動して売買されるのもポイントです。
 流通量は少なく、豪ドル/円の値動きは激しいのが特徴。よって、バイナリーオプションでは、ポンド/円と同じく、ハイリターン狙いで取引されることが多く、そういった点では面白い通貨かもしれません。ただしリスキーなのも事実。ビギナーにはお勧めできません。また、そういった背景から、豪ドルを扱わない事業者も多いようです。バイナリーオプションの世界では、マイナー通貨といえます。

FXの分析法はバイナリーオプションにも役立つ

 同じ為替を扱う金融商品でも、取引ルールが異なる、バイナリーオプションとFX。とはいえ、「未来の価格を予想する」というのは共通した基本ルールなので、FXトレーダーの多くが実践している相場の分析手法は、バイナリーオプションに応用することはできます。
 「二者択一だから相場分析なんて意味がない」というのは間違いで、的確に相場を読み解くことで、バイナリーオプションの成績は必ず向上します。それが、ゲーム性・ギャンブル性の高いこの金融商品を、資産運用のツールとして利用できるようになる最大のポイントです。
 ここでは、その基本中の基本「テクニカル」の視点から、値動きを分析するテクニックについて紹介していきます。

チャートの動きから、価格の変化に根拠を持たせる=テクニカル分析

 ここでは、もっともメジャーな為替を対象としたバイナリーオプションを例に、どうすれば勝率を上げられるかについて考えます。
 そもそも、この金融商品は、為替レートが「上昇する」か「下落する」かを、二者択一で予想する投資です。ですから一般的にその確率は1:1。仮に10回取引するとして「上昇する」だけを選んだとしても、5回は勝てるチャンスがあるわけです。
 しかしながら、これでは丁半博打と考え方は同じで、利殖を目的とする投資とはほど遠いと言わざるを得ません。仮に10回中5回勝てたとしても、残り5回は負けるわけで、これでは収支もトントン...。単なる時間の浪費です。
 大事なのは、為替レートの変化に根拠を持たせ、的確に未来を予想すること。これができて始めて勝率は2分の1より上がり、利益につながります。要は、「チャンスを見定めて取引すること」なのです。
 では、どうすれば未来の価格が上昇・下落するのを捉えられるのでしょうか。そのヒントになるのが、為替の値動きをビジュアルで示した「チャート」にあります。なんとここから、相場の行き先をキャッチすることができるのです。これを投資の世界では「テクニカル分析」と呼んでいます。

為替相場には「再現性」が見られる

 テクニカル分析の基本をお伝えする前に知っていただきたいのは、為替の値動きには「再現性」が見られるということ。これは、テクニカル分析の基礎ともいえます。
 実際に為替チャートを見ていただきたいのですが、似たような動きを繰り返しているはず。これは、価格の変動=投資家心理の表れだからです。というのも、そもそも為替価格は2国間の通貨の需給で決まるもの。例えばドル/円の場合、「円>ドル」ならドルが買われて「円安ドル高」へ、反対に「円<ドル」なら円が買われて「円高ドル安」に動きます。そして、為替市場では世界中の投資家や企業などが通貨を売買することで価格が形成され、それをビジュアルにしたものがチャートなのです。
 そこで誰もが気にするのは「今後、どう動くのか」ということですが、それを知る(分析する)のに有効なのが、「過去の値動き=チャート」なのです。例えば「過去にこういった値動きがあった後には、その後は上昇している」という場面が多く見られれば、「再現性が高い」ということになります。これがテクニカル分析の基本的な考えかたで、チャート上に特定の形を発見・見出することで「この先に再現される」、すなわちまだ見ぬ相場の展開を予想することが可能なのです。
 それでは具体的に、チャート上の何を見れば、テクニカル分析ができるようになるのでしょうか。ここでは、代表的な「テクニカル指標」を紹介したいと思います。

ローソク足

 ローソク足とは、「1日」「1時間」「1分」など特定の時間の「始値」「終値」「高値」「安値」をローソク上に表したもの。チャートを見ると、上下にヒゲの出た長方形などが並んでいますが、それがローソク足です。
 なかでも「始値>終値」を「陽線」、「始値<終値」を「陰線」と呼びます。もともと日本で考案されたテクニカル指標ですが、現在は海外でも「キャンドルチャート」の名称で親しまれる、世界的にポピュラーなものです。
 ローソク足が便利なのは、単体、および複数の並びかたを見ることで、相場の強弱や流れを確認できること。そういった情報をもとに、将来の値動きを予想することもできます。ここでは、その一例を挙げておきます。

実体の長い陽線(陰線)

一定期間の始値から終値まで、価格が大きく動いたということ。強い上昇(下落)を意味します。こういったローソク足が出ると、その流れが継続する可能性は高いといえるでしょう。つまり、実体の長い陽線(陰線)が出現⇒価格は上昇(下落)すると予想できます。また、陽線(陰線)が連続して現れた場合も、その後は同じ方向に動くと考えられます。

下ヒゲの長い陽線

始値より一時価格は下がったものの、終値では価格が上昇したということ。よって、上昇方向に勢いがあり、その流れは継続すると予想できます。

下ヒゲの長い陰線

始値より価格が下がり、一時は大きく売られたものの、終値時点では価格が戻り、始値<終値になったということ。下落方向に勢いがあり、その流れが継続する、もしくは複数の陰線が出現した後に、この形が現れれば、売られていますが、その勢いが落ち着いてきた=相場の反転が近付いていると予想できます。

上ヒゲの長い陽線

始値より価格は上昇し、一時は大きく買われたものの、終値時点では価格が下がり、始値>終値になったということ。上昇方向に勢いがあり、その流れが継続する、もしくは複数の陽線が出現した後に、この形が現れれば、買われていますが、その勢いが落ち着いてきた=相場の反転が近付いていると予想できます。

上ひげの長い陰線

始値より一時価格は上がったものの、終値では価格が下がったということ。よって、下落に勢いがあり、その流れは継続すると予想できます。

十字線

一定期間に価格は上下したものの、始値=終値になったということ。売買が拮抗していることを意味します。よって、相場が上昇している時に十字線が現れると、「買いが優勢だったのに、売りも増えてきた」=相場が転換するかもしれないと予想できます。
 ここでは代表的なローソク足の形を挙げましたが、その見方はたくさんあります。複数の並びかたから展開を占う「酒田五法」というトラディショナルな分析手法もあるほどで、ローソク足はテクニカル分析の基本中の基本といえます。これに関するテキストは書店やネットにたくさんあるので、きちんと身につけておくべきです。
 例えば10分後の価格を予想するバイナリーオプションなら、1分足のチャートを見て、相場の流れを予想することができます。各事業者のサービスでは、ローソク足ではなく、折れ線グラフで値動きを見せたりするようですが、例えばFX会社が提供するチャートを見ながら取引することもできるので、そういったツールを活用すればいいでしょう。

DMI
トレンドの有無と強さを示すテクニカル指標で、 +DI,-DI,ADX,ADXRの4本のラインで表示されます。



+DIが-DIより大きい際は上昇トレンド
-DIが+DIより大きい際は下降トレンド

売買ポイントとなるのは、+DIと-DIがクロスしたところです。
+DIと-DIが交差したあと、ADXが下落中の-DIを上抜くと上昇トレンド
下落中の+DIを上抜くと下降トレンドと判断します。

更に、ADXがADXRを上抜けた場合、トレンドがあり、下抜けた場合はトレンドが無いと判断します。
つまり、ADXは+DIと-DIの乖離の大きさを分析しトレンドの強さを示すものなので、
上昇トレンド下降トレンドに拘らずADXが上昇の傾きが強いほど、 トレンドも強いという事になります。

DMIのポイント

1:+DIと-DIの上下から値動きを判断。
2:+DIと-DIのクロスと、ADXの傾きでトレンドの強さを判断する。
3:+DIと-DIがクロス後、ADXが下落中の-DIを上抜くと上昇、下落中の+DIを上抜くと下降。
4:ADXがADXRを上抜けた場合、トレンド有り、下抜けた場合はトレンド無し。

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